関根学園高生徒が28日、手作りワッフル販売

上越青年会議所が実施する若者のキャリア(職業)教育事業の一環で、関根学園高校の2年生が2010年11月28日、上越市富岡の上越ショッピングセンターアコーレで手作りワッフルを販売する。働くことを実践的に学ぶために行うもので、生徒は「買った人に喜んでもらいたい」と話している。

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卒業生の約3割が就職する同校。本年度は地元の若者の人材育成を目指している上越青年会議所のキャリア教育実践事業に選ばれ、企業の社員から2年生の一部が講義を受けたり、市内の企業などを見学している。

職業教育の一環として生徒が食品を作って販売するのは初めて。当日はアコーレ内で米粉を使った手作りワッフル250個を販売する。抹茶白玉、チョコバナナ、煮リンゴの3種類で、値段は1個350~400円。

関根学園高生徒が作ったワッフルを販売する
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本番を前に試作をする生徒
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 生徒は放課後を利用して青年会議所の会員から作り方を教わり、何度も試作を重ねてきた。本番を前に小嶋愛香さん(17)は「たくさんの人がおいしいと思ってもらえるように頑張りたい」と意気込んでいる。

同会議所の若さまちづくり人育成委員会の竹越弘至さんは「体験を通して職業に対する意識をもって、いずれは地元に貢献してほしい」と期待している。販売場所は1階のセントラルコート。午前10時~午後4時。