ハモネプに出たHIKAKINさんは妙高市出身

フジテレビの『青春アカペラ甲子園全国ハモネプリーグ11』で、初めて実施されたボイスパーカッション部門「ボイパ日本一決定戦」に、妙高市出身のHIKAKINさん(21)が109人の中から勝ち残り、ファイナリスト3人による決戦の模様が2010年8月31日に放送された。わずかの差で「ボイパ日本一」は逃したものの、彼の高度なテクニックによるパフォーマンスは視聴者を感動させた。

ハモネプに出演したHIKAKINさん
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わずかの差で日本一は逃した
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番組で彼が60秒間で演じた「Super Mario Beatbox」は、2010年6月にYouTubeに完全版がアップされている。わずか2週間で200万アクセスを記録し、YouTube国内月間アクセス1位となった。現在は380万回(2010年9月20日現在)を超え、海外でも注目されている。

「Super Mario Beatbox」(動画 2分20秒)

彼は口だけでバスドラム、スネアドラム、ハイアットなどの音を表現するだけでなく、裏声でメロディーを重ねたり、スクラッチ音などの効果音、声帯模写のようなテクニックを組み合わせて厚みを出している。ヒューマンビートボックスという表現技術のことだが、日本ではボイスパーカッション(ボイパ)と呼ばれている。

HIKAKINさんとの一問一答

—妙高市出身ということですが、プロフィールやこれまでの活動状況などを教えてください。

出身は旧妙高高原町です。1989年4月21日生まれ。

町立妙高中学校(現:妙高高原中学校)、県立新井高校卒です。中学、高校時代はスキーのジャンプ競技をやっていました。

高校生のころから上越でライブ活動をしたり、YouTubeにパフォーマンス動画をアップしたりしていました。高校卒業後、東京に活動拠点を移しました。

2010年6月17日にYouTubeにマリオの動画をあげたら、自分でも驚くほどのアクセスを頂きまして、それから活動の状況ががらっと変わりました。

テレビ東京の『世界を変える100人の日本人』にも招かれ、パフォーマンスを披露しました。

—ヒューマンビートボックスに興味を持ったのは、いつで、どういうところにひかれたのでしょうか。

小学6年の頃、ハモネプでRAGFAIRのおっくんのボイパを見たのがきっかけ。とにかく感動したことを覚えています。

—何種類ぐらいの楽器の音が出せるのでしょうか。またスーパーマリオでは、3種類同時に演奏しているように聞こえるのですが、実際はどうですか。

数えた事がないので正直わかりませんが、30個くらいはあるんじゃないかと思います。

実際同時に出る音は2つまでなんですが、複雑な技術をつかって何個もの音が聞こえるように演奏しています。

—誰かに習ったのですか。ここまでくるのに、どんな練習をしてきたのですか。

全て独学で、人に習った事はありません。

Youtubeなどにある上手な方の動画を見たりして自分なりに試行錯誤して、今のスタイルができ上がりました。

練習というか、楽しいから常にやってしまう感じです。

—ハモネプリーグでは2位になりましたが、出演した感想は?

映像選考からはじまり、地方予選、最終審査を勝ち抜き、109人の応募者の中からファイナリストの3人に選ばれTV出演できたことに満足です。もちろん優勝したかったんですが、悔いはありません。応援して下さった皆さん、ありがとうございました!

—将来の目標、技術的な目標は?

もっとTVに出て知名度をあげたり、Youtubeで話題になるようなパフォーマンス動画を作ったり、 CMに出演したりしたいですね。

あと海外でもパフォーマンスしてみたい。


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HIKAKIN
主婦と生活社
2013-07-19