「からくりミュージアム」の動画・50秒
からくりで動く手作りおもちゃの特別展「からくりミュージアム」が2010年7月24日から8月29日まで、上越市下門前の上越科学館で開かれている。腰をセクシーに動かしてフラフープをする女性や、ダイヤモンドの指輪で求婚する男の足元に棺桶が回っているなど、大人が見てもニヤリとする作品が並んでいる。
からくりミュージアムの会場
歯車やクランクなどのからくりを利用し、木や紙でからくり機械のおもちゃを作っているイギリスの作家ポール・スプーナさんが制作したものを中心に約45点を展示している。2004年に実施して好評だったことから、今回は作品点数を増やした。
本来は手回しで動かすが、展示用のガラスケースに入れてあるため、ボタンを押すと電動で動く仕組みになっている。
エジプトの神、アヌビスが道路工事をしたり、汚さないように風呂の中でスパゲッティを食べる練習をするイギリス人など、どれもユーモアたっぷり。中にはエリザベス女王とサッチャー元首相の発言を題材にしたという風刺がきいた作品も。
また、からくりの機構が分かる模型16点も置かれている。
特別期間中の入館料は、一般600円、小中学生300円。問い合わせは025-544-2122。
プロポーズする男性の足元に棺桶が回っている
