上越は「白い焼きそば」 糸魚川の「黒」に対抗!?

「上越の食を考える会」(荒納正晴会長)が上越産米粉消費拡大などにつなげようと、新たなご当地グルメとして白い焼きそば「上越謙信義のホワイト焼きそば」を開発した。隣の糸魚川市では飲食店などでつくる「糸魚川うまいもん会」が糸魚川産マイカのイカ墨を使った「糸魚川ブラック焼きそば」を売りだしており、荒納会長は「糸魚川の黒、上越の白として観光客にピーアールし、相乗効果で盛り上がっていけたら」と話している。

白い焼きそばの試作品
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ホワイト焼きそばは、上越産コシヒカリの米粉を30%含む生麺を使用した、白湯(パイタン)風のあんかけ焼きそば。具に大根、白菜、ホタテ、一夜干スルメ、タケノコ、エリンギなど白色系の食材を使用するほか、あんもベースとなる鶏がらスープに牛乳を加えコクを出すと共に白色に仕上げた。レシピ開発を担当したのは春日山町3の料理研究家、梅田みどりさん。あっさりとした米粉の麺に合うよう、シンプルな味付けにしたという。更に改良を加え、来年の夏に市内飲食店で提供する予定だ。

白い焼きそばは2010年11月17日に同会が開く上越市のご当地グルメの見本市「謙信ご当地グルメフェア」で提供される。会場は同市西城町3のデュオ・セレッソ、時間は午後6時30分~午後9時。バイキング形式の飲み放題で会費6000円。