市内最古の洋風建築、旧直江津銀行見学会

上越市内最古の近代洋風建築で「ライオン像のある建物」として知られている中央3の旧直江津銀行の建物の見学会が2010年5月4日、開かれました。建物の内部の様子を動画で紹介します。

=動画2分26秒=

旧直江津銀行は1906年に今の直江津郵便局付近に建てられたもので、銀行廃業後、残された建物を海運業で財をなした故・高橋達太氏が買い取り、現在地に移築し高達回漕店の社屋としました。数年前まで、同店の事務所として使われていました。


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内部には銀行当時のケヤキ製カウンター、金庫、時計などが残されていて、明治・大正期のロマンを感じさせます。

昨年、持ち主が市に寄付し、市民有志による「ライオン像の建物をまちづくりに活かす会」が市とともに活用を考え、さまざまな取組をしています。この日の見学会は近くで開催された三八朝市祭りに合わせて開かれたもので、多くの人が訪れていました。

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