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上越市に廃棄物最終処分場候補地5か所を選定 来月以降に地元説明

7か月前

新潟県上越市に県が整備予定の産業廃棄物広域最終処分場について、候補地検討委員会(委員長・山際和明新潟大学工学部教授)は2021年3月24日、建設候補地を5か所に絞った選定結果報告書をまとめた。候補地は谷浜・桑取区1か所、柿崎区4か所。おおまかな位置を示した地図も公表された。県は新年度から、候補地となった地域への説明の準備に着手する。

報告書によると、候補地の1か所目は、谷浜・桑取区の北陸自動車道名立谷浜IC付近の北に開けた谷。県によると最寄りの集落は茶屋ケ原で、2001年に一旦候補地として公表し、地元の理解が得られず断念した場所とほぼ同じという。

報告書で示された候補地の地図
①

2か所目は柿崎区の市立柿崎中学校から東に2kmの南西に開けた谷と斜面。最寄りの集落は下中山。


②

 3か所目は、同区の国道8号の上越市と柏崎市の境界付近から東に2kmの南西に開けた谷で、最寄りの集落は竹鼻。


③

4か所目は、同区の国道8号の上越市と柏崎市の境界付近から東に2kmの北西に開けた谷で、最寄りの集落は竹鼻、下中山。


④

5か所目は、同区の国道8号から県道を東に3kmの南西に開けた谷で、最寄りの集落は下小野。


⑤

委員会は、調査対象となった46か所から3次選定で、旧上越市内3か所、柿崎区6か所、中郷区2か所の計11か所に絞り込み、現地調査を実施。生活環境や自然環境への影響、土地利用の状況、運搬効率などの条件から最終的に5か所を候補地として選定した。

県廃棄物対策課によると、来月以降、候補地となった地域への説明の準備に着手する。新年度からは同課に処分場整備を担当する参事を置き、地元対応に取り組む。同処分場の整備スケジュールは、2021年度に建設地を決定し、2031年度の供用開始を目指している。

報告書のリンク https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/haikibutsu/senteikekka.html

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