上越妙高駅で「国際ご当地グルメグランプリ」 各地の人気グルメに大行列

北陸新幹線開業1周年を記念した「国際ご当地グルメグランプリ特別選抜大会 in 上越」が2016年3月12日、上越妙高駅東口イベント広場などを会場に開幕した。これまでに上位入賞したグルメを中心に長い行列ができ、一時はすれ違いもできないほどの混雑をみせた。13日まで開催。

大にぎわいの会場
会場

県内の食の魅力を発信しようと2011年から始まった同イベントは今回が6回目。毎回5~7万人の来場者があり、人気の食イベントとして定着した。春に開催するのは今回が初めて。

会場のイベント広場では、これまでグランプリを獲得した柏崎市の鯛茶漬け、出雲崎町のサザエの炊き込みご飯、弥彦村のイカメンチ、糸魚川市のブラック焼きそばのブースを中心に長い行列ができた。これに対し、上越市のホワイト焼きそば、するてん、謙信勝負飯や、妙高市のとん汁ラーメンなどが、県外の有名グルメを交えてグランプリを目指す。

柏崎市の鯛茶漬け
鯛茶漬け

糸魚川市のブラック焼きそば
ブラック焼きそば

コインによる人気投票を獲得しようと、佐渡市のブリカツ君、糸魚川市のブラック番長などのゆるキャラが応援に駆け付け、人気を集めていた。

市外のグルメを中心に食べたという上越市北城町1の男性は「柏崎鯛茶漬けと、やひこ娘イカメンチがおいしかった。行列に並ぶのが大変だったが、楽しかった」と話す。イベントに合わせた臨時列車で来た新潟市の男性は「テレビで放送していたとん汁ラーメンを食べてみたかった。土産にどぶろくを買って帰りたい」と話していた。

大人気だった「中川家」の2人(左)。糸魚川市出身の横澤夏子さんも駆け付けた
中川家

東口のもてなしドーム内のステージでは、盛りだくさんのイベントが繰り広げられた。午前11時には兄弟漫才コンビ「中川家」が出演し、ステージを盛り上げた。鉄道ファンで知られる礼二さんは、高級車両のグランクラスで上越妙高駅に来られたことに大喜び。「今は1時間に1本の運行だが、2時間に3本ぐらい走らせたい」と話し、会場を埋めた観客から拍手を浴びた。同じ吉本興業所属で、糸魚川市出身のお笑いタレント、横澤夏子さんも駆け付け「イトーヨーカドーもイオンも(上越妙高駅の)近くに呼びたい」と話し、笑いをとっていた。

2日目の13日も、午前10時から午後4時まで開催される。来場者の投票によるグルメグランプリは、午後3時40分に発表される。

◇グルメグランプリ公式サイト
http://kokusai-gotouchi.net/index.php

◇ブリカツくん、グルメグランプリ会場でかぼちゃプリンを食べる(YouTube動画)
https://youtu.be/fjeDrxFS7BI