観桜会と謙信公祭の経済波及効果は50.9億円 新幹線開業で1.1億円増

=2015年9月3日=

上越市によると、北陸新幹線開業後初めてとなる今年の高田城百万人観桜会と謙信公祭による上越市内への経済波及効果は合計50億9000万円で、昨年に比べ約1億1000万円増えた。開会中の市議会9月定例会で村山秀幸市長が明らかにした。

入り込みも今年4月3〜19日に行われた高田城百万人観桜会が133万2000人、謙信公祭が24万3000人と、新幹線開業効果によりいずれも過去最高を記録している。

経済波及効果の内訳は、観桜会が45億1100万円で前年比7100万円増。8月21〜23日の謙信公祭は5億8000万円で前年比4000万円増となった。

村山市長は「新幹線開業に向けたこれまでの取り組みが着実に成果として現れている」と述べた。