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旧師団長官舎4月1日再オープン レストラン、カフェの営業も

4か月前

新潟県上越市の指定文化財で、レストランなどとして活用するため改修工事が進められてきた大町2の「旧師団長官舎」が、4月1日に再オープンする。同日からカフェ営業が始まり、レストラン営業は完全事前予約制で4月20日から。

外壁の塗り替え工事などが行われた旧師団長官舎
20210328旧師団長官舎オープン3

旧師団長官舎は、1910年(明治43年)に旧陸軍高田第13師団長の長岡外史中将の邸宅として建てられた和洋折衷の木造建築。93年に市が南城町3から現在地に移築、復元した。

市は地方創生の取り組みとして歴史的建造物を生かしたにぎわい創出を目指しており、2019年に同施設のレストラン活用を計画。公募型プロポーザル方式で同市本町3のフランス料理店「ジュ・タドー」が運営者に選ばれ、「レストランエリス」として4月から営業する。

明治期の洋風建築の趣にあふれた1階にレストランの客席30席を用意
20210328旧師団長官舎オープン1

改修工事では、老朽化が進んでいた外壁を移築時の白系統の色に塗り替えたほか、飲食店営業ができるよう、台所や管理人室だった部屋の床や壁、天井を張り替え、エアコンの設置やトイレの改修などを市が実施。同店がシンクや換気扇などの厨房設備や客席のテーブルや椅子を導入した。

1階の客席30席でランチやディナーを提供するほか、開館時間中はカフェとしてテイクアウトのドリンクやケーキなどの販売も行い、2階で自由に飲食できる。2階には、改修前は1階にあった、明治時代の生活を再現するために特注で作られたレトロな椅子やテーブルが並ぶ。

28日、地元町内会の住民らに一足先に内部が公開され、訪れた住民からは「ここでお茶できるのが楽しみ」などと期待する声が聞かれた。

和風建築の2階では、カフェでの購入品などを自由に飲食できる
20210328旧師団長官舎オープン2

改修された厨房
20210328旧師団長官舎オープン4

レストラン営業とあわせて、施設見学も従来通り無料でできる。公開時間は午前10時から午後5時まで。月曜休館。

市文化振興課は「新たな魅力としてレストランが加わったので、今まで施設が気になりつつも入れなかった方も気軽に利用してもらい、ゆったりした時間を過ごしてほしい」と話している。

ランチやディナーの予約はレストランエリス025-526-3091。4月以降は025-526-5903

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