中川幹太上越市長の不信任案は9月26日の本会議で採決 「反省全くない」「歪んだ見方している」

上越市議会は2025年9月25日、議会運営委員会を開き、中川幹太市長への不信任決議案を9月定例会最終日の9月26日、本会議の冒頭に審議し、無記名投票で採決することを決めた。

9月25日の議会運営委員会

中川市長の不信任決議案提出は昨年9月に続いて2度目。中川市長は就任以来失言を重ねており、昨年は高卒者への差別的な発言をめぐって提出され、否決された。中川市長は今年7月、兵庫県三田市周辺の米について「まずい」などと発言。市議会は全会派の総意として辞職を申し入れたが、中川市長は8月28日の全員協議会で辞職しない考えを表明。これを受けて今回、日本共産党議員団が不信任案を提出する。

決議案は中川市長について「本質的な反省や行動の刷新が全くなかった」「物事に対して歪んだ見方をしている」「人間として最低限必要な態度が身についていない」など厳しい言葉で不信任の理由を述べている。

中川市長の任期満了に伴う市長選が10月26日に予定されていることについて、平良木哲也議員(共産)は「任期切れと不信任による辞職とは性質が異なる。議会人としての矜持をもとに毅然とした態度で臨むべきだ」と賛同を呼び掛けた。

不信任決議の成立要件

不信任決議案は、32人の議員の3分の2以上が出席し、4分の3以上の賛成で成立する。成立した場合、市長は通知を受けてから10日以内に議会を解散することができ、議会を解散しない場合は失職する。解散後の初めての議会で3分の2以上の議員が出席し不信任案に過半数が賛成すると失職する。