「第100回高田城址公園観桜会」が開催されている新潟県上越市の高田城址公園の桜が2025年4月9日、満開となった。観桜会を主催する上越観光コンベンション協会が同日午前9時に発表した。
満開は昨年に比べ1日遅く、同公園忠霊塔前にある調査木で開花宣言された6日から3日後となった。
この日は午前中は曇り空で、午前11時の気温は11.3度とやや肌寒かったが、昼頃からは陽も差して青空も見え始めた。花見客らは公園内を散策しながら、満開となったソメイヨシノの写真を撮ったり、たこ焼きや花見団子などの露店のグルメを楽しんだりしていた。
長岡市から妻と2人で訪れた50代の会社員男性は「これまで仕事が忙しく高田の観桜会は初めて来たが、規模の大きさや露店の多さに驚いている。長岡はまだ全然咲いていないので、満開の日に来ることができてよかった。広すぎてどこに行っていいのか分からないが、桜を楽しみたい」と話していた。
観桜会は13日までで、会場内のライトアップは午後6時から同10時まで。週末の12、13日は午前10時から午後9時まで、高田郵便局から上越地域振興局までと極楽橋から陸上自衛隊高田駐屯地まで交通規制を実施する。