上越市議選の投開票から一夜明けた2024年4月22日、当選した32人に当選証書が授与された。市役所で市選挙管理委員会の澤海雄一委員長が、得票順に当選者一人一人に当選証書を手渡した。
定数32に対して、現職22人、元職2人、新人15人が立候補した。新人は2012年に現在と同じ全市1選挙区になってから最多で、11人が当選した。党派別では、共産3人、公明2人、立民1人、参政1人、無所属25人が当選した。女性は32人中8人。
当選者を地域別に見ると、旧市域が21人、13区が11人。13区では大潟区、頸城区が各2人、柿崎区、吉川区、板倉区、三和区、浦川原区、清里区、牧区が各1人。大島区や中郷区、名立区など7区に在住の議員はいない。
3800票でトップ当選した新人で元市職員の滝澤陽一さん(55)は「あらためて身の引き締まる思い。これまでの行政経験や地域での活動の経験を生かして頑張りたい」と話した。市議会史上最多の12回目の当選を果たした元職本城文夫さん(83)は「議会と行政が一体感を保てるよう、上越市のために建設的にやっていきたい」と話した。
新市議の任期は4月29日から4年間。