新潟県上越市の街並みの風景として知られる雁木と町家。その中での新しい暮らし「セカンドライフを楽しむ町家」をテーマとした新築住宅の見学会が2023年10月21、22日、同市東本町4で開かれる。手がけたのは、同市上中田の「和ごころ工房」で、町家暮らしならではのデザインや快適性を体感できる。
木造2階建てで、子育てが終わり、夫婦2人での暮らしに合わせて建て直した。町家暮らしの問題は、採光と風通し、寒さ、そしてプライバシー。これらの問題をクリアし、快適に住み続けられる“新しい町家”に生まれ変わった。
同社の家は、太陽や風など自然の力を利用し、少ないエネルギーで快適環境を作る「パッシブデザイン」が特徴。この家もリビングは吹き抜けで、上部からは暖かな太陽光がたっぷりと差し込む。空気は循環し、エアコン1台で家中を均一温度にする。
スペースを有効活用するため廊下のない設計になっており、リビング、寝室、バスルームなどそれぞれの行き来がしやすい間取り。隣家に近接しているためプライバシーも気になるところだが、窓の位置が隣家と重ならないようにしつつ、光と風はしっかりと取り込み、窓越しの隣家との会話も適度にできるようにした。
「『どんな間取りの家に住みたいか』ではなく『どんな暮らしがしたいか』を具体化します。私たちの完成見学会は、家を実際に見て触れて学んでいただくための場所です。過度な営業はいたしませんので安心してご来場ください」と話している。
- 公開時間：午前10時〜午後5時
- イベント詳細・見学予約ページ（完全予約制）
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- 問い合わせ：025-527-5560／当日 080-7053-5797
- 和ごころ工房 施工例ページ
