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上越市春日新田に実物大の “乳牛” 出現! 牛乳への感謝込め

4年前

毎日飲んでいる牛乳に感謝を込めた造形作品「ホルスタイン・乳牛」が完成し2017年9月下旬、新潟県上越市春日新田2のサンフィル早津東側にお目見えした。上越市下吉野の鑑定人、早津輝雄さん(73)が1年3か月をかけて制作したもので、全長4m35cm、総重量3.6トンの実物大だ。

1年3か月かけて完成した「乳牛」と早津さん
乳牛と早津さん

早津さんは2013年夏に最初の造形作品である体長18mの大型恐竜を上越市下吉野の私有地に作ったが、諸事情により1週間で撤去せざるを得なかった。2体目は2015年に作った体長50cmのパンダ像だった。

3体目となる今回の「乳牛」は、「若い頃から毎日牛乳をいただいていたことに、心からの感謝を込めて制作した」と、動機を話す。

後部から見ると乳房が尻の下からはみ出している。背中にはハートマークも
はみ乳

斜め横から見ると
横から

制作にあたり上越市頸城区の酪農家に2回通って、生態を観察し構想を練った。子供が遊びに来ると危険なため立像にせず、足を折りたたんで休んでいる姿にした。そのため牛乳が出る乳房は体の下になってしまったが、尻の下に一部がはみ出て見えるようにした。

2016年5月に土台の基礎工事を行い、翌6月に2t車2台分の土を搬入。今春になり、掛矢(大形の木槌)で土を四角形に固めた後、牛の形に削り、像全体に金網を張った。頭部は番線(なまし鉄線)と工作用粘土で造り、胴体に接合した。8月には像にセメントを2cmの厚さに塗った後、全体に白ペンキを塗り、黒色で乳牛の模様を描いて完成した。材料費などに約30万円かかったという。牛の背中にハートマークを入れたのは遊び心だ。

早津さんは水彩画を趣味にしており、今年8月には11回目の展覧会を開いている。「造形作品も最後は絵を描くので同じこと。(動物を題材にするのは)家族そろって動物好きだからでしょう」と話していた。

造形作品は2年ごとに制作しており、4作目の次作は「犬(大型犬)」の予定。

展示場所は、鑑定業の事務所がある国道350号沿い、上越市春日新田2-1-22のサンフィル早津の裏手(東側)。見学自由。駐車場もある。


これまでの作品

1作目の大型恐竜
恐竜

2作目のパンダ像。上野動物園の「香香(シャンシャン)」に似ている?
パンダ

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「乳牛」の設置場所