東洋経済新報社(本社:東京都)は2017年6月20日、全国791市と東京23区を対象にした「住みよさランキング」を公表した。このうち新潟県内では、妙高市が全国18位で4年連続トップ。上越市が74位で2位となった。
「住みよさランキング」は1993年以来、今回で24回目の公表となる。総合評価の全国1位は印西市(千葉)で、2012年から6年連続のトップ。2位は砺波市(富山)で、昨年の3位から順位を1つ上げた。3位は長久手市(愛知)で、順位を1つ下げた。
ランキングは、各市が持つ “都市力” を「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」「住居水準充実度」の5つのカテゴリーに分類し、15の統計指標を使ってランキングした。指標ごとに、平均値を50とする偏差値を算出、それらの単純平均から総合評価を算出した。
新潟県内でトップの妙高市は、昨年の27位から18位へ順位を上げた。「甲信越・北陸・東海」ブロックでは13位だった。住居水準充実度、安心度で評価が高かったが、快適度、富裕度が低かった。
上越市は昨年の4位から2位へ躍進した。妙高市と同じく住居水準充実度、安心度が高かった。全国順位も昨年の82位から74位に上げた。
全814市区のランキングは、6月19日発売の「都市データパック2017年版」(6480円)に掲載されている。