えちごトキめき鉄道は2016年4月23日から、新造のリゾート列車「雪月花」を運行する。車内では山海の幸満載の料理などを提供する。予約は2月23日からで、4月の運行分については抽選となる。
雪月花は、国内最大級のパノラマウインドウを備え、車内で春夏秋冬の厳選した新潟の食や酒で客をもてなすリゾート列車で、土日曜、祝日を中心に運行する。
食事が提供されるのは2コース。「雪コース」は午前10時19分に上越妙高駅を出発し、二本木駅で停車し、妙高高原駅で折り返して直江津駅、名立駅でも停車し、終点の糸魚川駅には午後1時30分に到着。昼食は「ミシュランガイド東京」二つ星レストランオーナーで十日町市出身の飯塚隆太シェフが考案した上越・妙高の山の幸をふんだんに使ったフランス料理が提供される=写真=。
「月コース」は午後2時10分に糸魚川駅を出発し、午後4時48分に上越妙高駅着。糸魚川市のしにせ日本料理店「鶴来家」の五代目店主青木孝夫さんによるベニズワイガニやナンバンエビなど海の幸を使った日本料理が提供される=写真=。
雪、月の2コースとも料金は一人14800円(乗車駅にかかわらず一律)で、原則2人以上の利用となる。このほか食事提供のない「花コース」もあり料金は6000円。駅や車内で駅弁を購入して楽しむことができる。
列車は2両編成で、食事のない花コースは1号車で定員は23人、食事付きの2コースは2号車で定員18人。2号車の個室展望デッキ(3、4人)を利用する場合は、別途15000円が必要。
4、5月は土日曜と祝日に運行する。4月分の予約は2月23日から電子メールとはがきのみで受け付け抽選する。5月分は3月1日から受け付け、先着順となる。
また、車内ではアテンダント=写真=が食事や飲み物などのサービスを行うほか、沿線の見どころなどを紹介するアナウンスもある。また今後、停車駅での地元住民によるもてなしイベントなども計画している。
えちごトキめき鉄道ホームページ
https://www.echigo-tokimeki.co.jp/