城戸真亜子さんが上越市立歴史博物館屋上からの眺望描く

洋画家でタレントの城戸真亜子さん(57)が2018年9月13日、新潟県上越市の高田公園内にある市立歴史博物館を訪れ、屋上展望デッキから妙高山や高田公園の内外堀などの眺望を描いた。11月には同市本町3の大島画廊で上越の風景を描いた作品を含む個展を開催する。

歴史博物館の屋上展望デッキで絵を描く城戸さん
城戸さん

城戸さんは2012年に大島画廊で県内初の個展を開催したことをきっかけに、たびたび上越、妙高両市を訪れキャンバスに向かっている。高田公園の桜やハス、いもり池から臨む秋の妙高山、冬の直江津海岸など四季折々の風景を描き、個展も開催してきた。

今回も朝、上越に到着後、早速歴史博物館の屋上展望デッキにイーゼルを立て、妙高山や南葉山などの山々や、花は終わったものの緑色のハスの葉が広がる外堀、小林古径記念美術館などの公園内の様子を描いていった。

熱心に筆を運ぶ城戸さん
城戸さん3

同博物館3階の屋上展望デッキは無料ゾーンで、入館料なしで自由に利用できる。城戸さんは「妙高山や公園の堀などの眺めを、一緒に気持ちよく描くことができる。夏の終わりのこの季節に訪れるのは初めてで、公園内の木々のグラデーションもいい」と話し、爽やかな風を受けながら熱心に筆を動かしていた。

城戸さんは15日まで滞在し、光ケ原高原や中山間地の棚田、日本海の夕日、赤倉などを描く予定という。11月の個展について「見慣れていると思うが、私の眼で見た上越の四季の風景をご覧いただきたい」と語った。