戦国武将、上杉謙信の遺徳をたたえる第90回謙信公祭で上杉謙信役を務めるミュージシャンのGACKT(ガクト)さんが2015年8月22日、23日の出陣行列などを前に上越市内で村山秀幸市長らと面談し、記者会見した。ガクトさんの出演について実行委は「今年で一区切り」としていたが、ガクトさんは「市が本気でやるなら僕もやる。これから数年かけて日本の歴史に残る祭りにしたい」と今後について意欲を示した。
ガクトさんは2007年の大河ドラマ「風林火山」で謙信役を務めた。謙信公祭には同年に初めて出演し、今年で7回目。
村山市長らと面談したガクトさんは「何年できるか分からないが、自分が馬を降りるまでやれることは全部やりたい。ここまで上越の方に愛されるようになったのも大きな縁。ここから数年かけて日本の歴史に残る祭りになるように僕もやる。謙信公祭に関わる多くの方に本気になってもらいたい」と話した。
続く記者会見でも「次の91回目のときにはさらに30万、40万人を超える大きな祭りにするのが僕の使命」と述べた。「関わった方たちはこの6年で上がっていく数字を見て、未来に向け何をしなければならないかを感じ始めている。いつ本気になるのかということだ」「最後までやれるところまでやらせてもらう。今年の祭りはその前哨戦」と話した。
8月23日の出陣行列は午後3時から山麓線で行われる。ガクトさんの登場は午後4時過ぎの予定。川中島合戦の再現は午後6時から大豆の春日山城史跡広場で行われる。
謙信公祭はガクトさんが出演した過去6回とも20万人を超える入り込みを記録している(2014年の入り込みの記事
http://www.joetsutj.com/articles/52097952)。
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