サメ肉使った「たれカツ丼」が登場 うみがたり内レストランで2月末まで提供

新潟県上越市の市立水族博物館「うみがたり」内レストラン「レストランテ ロス クエントス デル マール」で新メニュー「サメのたれカツ丼」が登場した。同店は「上越で昔から親しまれてきたサメ。お子さんからご年配の方まで幅広い世代から味わってもらえれば」と話している。提供は2021年2月末までの期間限定。

同店では県内外の客に上越の食材や郷土食を味わってもらいたいと様々な食材を取り入れたメニュー開発をしており、今回は同市の郷土料理研究家、井部真理さんとコラボし、完成した。

「サメのたれカツ丼」は郷土料理研究家の井部さん(左)とコラボして完成
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使用するサメカツは井部さんと一印魚市場が共同開発した「シャークカツ」を使用。シャークカツは臭みもなく、鶏のササミに似た食感、味わいで、幅広い世代に好まれており、井部さんは「低カロリーで高タンパク。健康志向の方にもおすすめ」と話す。

揚げたカツを井部さんがレシピ提供した甘辛いしょうゆダレに漬け込み、ごはんにのせる。しょうゆダレはショウガの風味もあり、食欲をそそる。レモンの輪切りも添え、「味変して食べてみて」と井部さん。

県外客を中心に人気のサメのたれカツ丼(前)やサメのパニーニ(右)
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同店では現在、シャークカツを米粉パンに挟んだ「サメのパニーニ」(500円)を販売しており、サメを食べることになじみのない県外客に大人気だという。パニーニはシャークカツのほか、バジルソースとタルタルソース、千切りキャベツをサンドした。

レストランの中山澪店長は「サメを食べることを、特に若い方たちから珍しがられる。サメのたれカツ丼はとてもおいしく満足できるメニューとなった。この機会にサメの美味しさを知ってほしい」と話している。

サメのたれカツ丼はみそ汁付きで1050円。レストランは入館料不要で利用できる。営業時間は午前10時から午後4時30分ラストオーダー。問い合わせは025-545-3910

うみがたり