とろとろに煮た豚肉の軟骨たっぷり 南葉ロッジの新名物「南葉ラーメン」

新潟県上越市の南葉山中腹にある南葉高原キャンプ場の「南葉ロッジ」の新メニュー「南葉ラーメン」が、口コミで人気を広げている。とろとろに煮た豚肉の軟骨がたっぷり入ったユニークなラーメンで、60歳以上の5人の女性スタッフ“南葉ばあちゃんず”が開発した。

軟骨たっぷり「南葉ラーメン」
ラーメン1

上越産の豚肉の軟骨を使用しており、麺は中太ストレート麺。スープは醤油ベースで、鶏ガラ、豚骨などからダシを取っており、深い味わいを生み出すために3日以上煮込んでいる。1杯800円。

6月5日に山開きした南葉山の同ロッジでは、“南葉ばあちゃんず”の5人が交代で勤務しながら料理を提供している。昨年(2015年)3月の北陸新幹線開業を機に「何か新しいメニューを」と考えた際に、女性スタッフの1人が旅先で“コラーゲンたっぷり”な料理に出会ったという。南葉ロッジでもラーメンとしてコラーゲンメニューを提供できないかと試作を重ねた末、南葉ラーメンの開発に至った。

同ロッジによると、近頃、ブログなどで南葉ラーメンを取り上げる人が増えており、南葉ラーメンを目的に訪れる人も増えているという。スタッフの女性(66)は「お肌にやさしくて、見た目よりあっさり味で、女性にもおすすめ。ぜひ食べてみてほしい」と話している。

同ロッジではこのほか、南葉山周辺をはじめとする上越産の食材を使ったタケノコ汁や山菜天ぷらなどが乗った「南葉御膳」(1000円)なども提供している。営業時間は午前9時から午後5時。食事の提供は午前10時から午後4時。営業日は4月29日から11月3日まで。冬季休業。問い合わせは025-524-9046。

南葉御膳
20160616南葉山TJ