高田公園北堀で夏告げるハス開花 昨年より5日ほど早く

新潟県上越市の高田公園で2016年6月17日、夏の到来を告げるハスの花が開花した。公園管理事務所職員が県立高田北城高校向かいの北堀などで確認した。早咲きした薄桃色の花弁がそよ風に揺れ、周辺の複数のつぼみも間もなく開く。ピークは7月下旬の見通し。

県立高田北城高校向かい北堀で開花したハス(18日午後1時頃)
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昨年より5日ほど早く開花が確認された。北堀のハスは例年、一足早く咲くことで知られる。県立高田南城高校近くの南堀でも一輪、開花したという。

同事務所の石田三郎さん(63)によると「今はまだ早咲き。例年、7月下旬に本格的な開花時期を迎える。昨年はすごく良かったが今年はどうなるか。自然相手なので難しい」と話す。同事務所では、ハスの天敵であるイネネクイハムシの駆除をはじめ、最も人が集まる西堀を中心に肥料200kgをまくなど、手入れに万全を尽くしている。

東洋一と称されるハスを主役にした「第37回上越蓮まつり」は7月22日から8月16日まで同公園内で開かれる。

ハスが咲いた場所