3年ぶり歩行者天国で地酒飲み比べ 「越後・謙信SAKEまつり」にぎわう

新潟県上越地域の地酒と食が楽しめる「越後・謙信SAKEまつり」(実行委員会主催)が2022年10月22日、上越市の高田本町商店街で始まった。コロナ禍で2年連続で縮小開催となっていたが、今年は3年ぶりに歩行者天国が復活。初日の午前中から、大勢の来場者がおちょこを片手にブースを回り、試飲を楽しんだ。23日まで。

地酒の試飲を楽しむ来場者

本町3、4、5の商店街を歩行者天国にした会場には、上越、妙高、佐渡の3市の17蔵元とワイン、薬草酒の計19の試飲ブースが並んだ。地ビールやクラフトジンなどの販売ブースも2団体ある。試飲代は2000円で当日限り。試飲ブースでは感染対策として、おちょこは一旦トレーや升に置いて酒を注いだり、一升瓶に取り付けた自動試飲機を使用したりしている。

感染対策で升に置いたおちょこに酒を注ぐ蔵元もある

初日の午前11時の開会前には、試飲用おちょこの販売ブース2か所に長蛇の列ができた。県酒造組合高田支部に加盟する蔵元が持ち回りで製造する限定酒「車懸(くるまががり)」は、今年は同市柿崎区角取の代々菊醸造が担当。限定の1000本を手に入れようと、販売ブースには大勢が並んだ。

長蛇の列となった限定酒「車懸」の販売ブース

試飲ブース以外にも飲食や物販ブースが40店出店。上越の郷土料理として知られる、するめの天ぷら「する天」や地場産牛肉「くびき牛」を使った料理のほか、焼きガキやフグのから揚げ、あら汁などの海の幸や、やきたてのピザや塩ゆで落花生、たこ焼などの食のブースが連なる。上越産小麦の太麺にくびき牛のローストビーフなどをトッピングした、2日間で400食限定の雪むろ酒かすラーメンの「くびきの贅沢(ぜいたく)まぜそば」も人気を集めていた。

今年は試飲した人が好きな日本酒に投票する「越後・謙信SAKE総選挙2022」を実施。スマートフォンでQRコードを読み取って投票してもらい、最も票の多かった地酒を「グランプリ酒」とし、抽選でグランプリ酒を贈る。

五智4の会社員男性(43)は「直江津から電車で来た。SAKEまつりは数え切れないほど来ている。コロナの前に比べ、各蔵元で祭り限定で仕込んだ酒が増え、この機会にしか飲めない貴重な酒が楽しめていい」と話していた。

試飲は各ブースで可能だが、感染対策として会場内での食べ歩きは禁止。購入したつまみなどの食事は、イレブンプラザや雁木通りプラザ、本町通りと交差するつじなどにテーブルを設置した飲食可能エリア限定となっている。

食事は飲食エリア限定

22日は午後7時まで、10月23日は午前10時から午後4時まで。

第17回越後・謙信SAKEまつり公式サイト

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