動物やスイーツなど小さな消しゴム2000個がずらり 上越文化会館で14日まで「けしごむてん」

動物や食べ物などをかたどった消しゴム約2000個がそろう「けしごむてん」が、新潟県上越市新光町1の上越文化会館で2022年8月14日まで開かれている。小さくかわいらしい消しゴムで作った店のミニチュアも並び、子供から大人までが見入っている。11日からはつかみ取りなどのイベントもある。

お菓子やパンなどの消しゴムで作るミニチュアなどが並ぶ会場

同館に訪れる機会が少ない子供たちにも足を運ぶきっかけにしてもらいたいと、夏休みに合わせて企画。会場の1階市民サロンに並ぶのは「おもしろ消しゴム」などプラスチック文具の製造販売をする埼玉県のイワコーの製品で、2〜5cmほどの動物や食べ物、乗り物など409種類を集めた。

額に入った消しゴムが壁一面に並ぶ

ケーキや寿司、野菜などを並べた店のミニチュアや、ジャングルの模型にティラノサウルスなどの恐竜を飾ったジオラマが目を引く。壁一面には飛行機や電車などの乗り物、ラーメンやカレーなどの食べ物、動物、日用品などが一つ一つ額に入ってずらりと並び、訪れた人はその精巧な作りに感心した様子でじっくり鑑賞していた。

野菜や果物、寿司などが並ぶ店のミニチュア

ティラノサウルスやステゴサウルスなど恐竜のジオラマ

両親と訪れていた市立直江津南小学校1年生の女子児童(6)は「本物みたいでいちご大福がかわいかった。使ってみたい」と目を輝かせていた。

同館の内山光太さんは「テーマなどは決めずにとにかく種類をたくさん集めた。お気に入りを探して楽しんでほしい」と話している。

入場無料。時間は午前9時〜午後5時。

11日午後1時からは1階ロビーで消しゴムのつかみ取りができる。対象は高校生以下で参加費100円。先着300人限定で、午前10時から同館窓口で整理券を配布する。

イベントのちらし

13、14の両日は1階中ホールで、消しゴムを小瓶に入れて飾る「けしごむビンミニチュア作り」と、好きな消しゴムを7個選べる「けしごむばいきんぐ」もある。いずれも午前10時〜正午と午後1時〜同3時の各日2回。ミニチュア作りは材料費500円で、申し込みは不要だが、各回先着25人限定。バイキングは1回600円で、消しゴムがなくなり次第終了する。問い合わせは同館025-525-4103

・上越文化会館 https://www.joetsu-bunkakaikan.com/

・イワコー https://www.iwako.com/