新型コロナ 上越市の290人、妙高市は過去最多の52人が感染

新潟県は2022年8月5日、上越市の289人、同市滞在の1人、妙高市の52人、計342人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。妙高市は4日の43人を上回り、2日連続で過去最多を更新した。重症、中等症はいない。県全体は3704人で、一日の新規感染者数は過去最多となった。

県によると上越保健所管内で新たな集団感染が2つあり、幼稚園、保育所等関連で同日公表の1人を含む5人、高校関連で同日公表の1人を含む6人がそれぞれ確認された。

新潟県が「BA.5対策強化宣言」を発令

県は同日、新型コロナ対策本部会議を開き、国が新設した「BA.5対策強化宣言」を発令した。感染拡大防止に向け、県民、事業者に更なる感染防止対策の協力要請を行う。期間は31日まで。8日から21日は「集中対策強化期間」となる。

県民には高齢者や基礎疾患を有する人と同居する家族等は感染リスクの高い行動を控えるなどの協力を呼び掛ける。事業者には在宅勤務の推進や高齢者施設、学校などの感染対策徹底、飲食店は十分な換気、座席間隔の確保などを呼び掛ける。

宮川大樹上越市議感染

上越市議会事務局は5日、宮川大樹議員(45)の感染を発表した。

妙高市の新井あおぞら保育園で園児、職員2人ずつ

妙高市教育委員会は5日、新井あおぞら保育園の園児2人、職員2人、校名非公表の小学校児童2人、同中学校生徒1人の感染を発表した。新井あおぞら保育園は9日まで一部クラスを閉鎖する。

上越教育大で学生2人

上越教育大は5日、学生2人の感染を発表した。

上越消防署は職員3人

上越地域消防局は5日、上越消防署に勤務する職員3人の感染が判明したと発表した。

上越地域医療センター病院の職員2人

上越地域医療センター病院は5日までに新たに職員2人の感染が判明したと発表した。

新潟労災病院は感染者判明で緊急入院など中止

新潟労災病院は5日、職員と入院患者の感染判明を発表した。予定及び、緊急入院は安全が確認できるまで中止する。