ドイツビールと食の祭典「上越オクトーバー・フェスト2016 in 蓮まつり」(上越青年会議所主催)が2016年8月4日、上越妙高駅西口の釜蓋遺跡公園で開幕した。7日(日)までの4日間、開催される。毎年高田公園で開かれていたが、より広く上越の魅力を発信しようと、今回は会場を新幹線駅近くに移した。初日から多くの人が訪れ、会場のあちこちで「乾杯」の声が上がった。
オクトーバー・フェストは、19世紀初めにドイツで始まった地ビールと郷土料理を堪能する祭典。日本では国際交流や地域振興を目的に開催するようになった。上越市では、上越青年会議所が高田公園の「上越蓮まつり」に合わせて毎年この時期に開催し、今回で9回目を迎えた。昨年開業した上越妙高駅近くで開催することにより、広く上越を発信しようと、今年は会場を変更した。
会場の釜蓋遺跡公園は、弥生時代から古墳時代の国指定史跡に作られた4.8ヘクタールの広大な公園で、開放感あふれる広大な遺跡を目の前にドイツビールや食を楽しむことができる。
入場料は1人100円(小学生以下は無料)。会場では「ヴァイエンシュテファン」や「エルディンガー」「ガインガー」などのドイツビールや、ソーセージなどを販売。このほか上越地域の飲食店などから約20のブースが出店し、天ぷらやから揚げ、かまぼこ、タイ料理、ジェラートなどが販売される。サワーやソフトドリンクなども取りそろえている。
会社の元同僚と4人で訪れた同市中央5の男性(41)は「今回初めて参加した。この雰囲気と、仲間と一緒ということで、普段あまり飲まないが楽しい。アクセスもいい」と話していた。
入場料 | 100円(小学生以下無料) |
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開催日時 | 8月4日(木)5日(金)16時〜21時 8月6日(土)7日(日)11時〜21時 |