北陸新幹線で客室内の防犯カメラ 常時録画開始

JR東日本とJR西日本は2016年3月15日から、北陸新幹線の客室内の防犯カメラの常時録画を始める。

北陸新幹線(E7系)の車内

昨年6月、東海道新幹線の車内で男がガソリンをかぶって火を付け、乗客1人と男が死亡する事件があり、両社とも車内でのセキュリティーの向上に取り組んでいる。北陸新幹線の車両には、客室内やデッキ部(ドア付近、通路部)に防犯カメラが設置されており、従来は車内の非常ボタンが押されたときに録画していたが、今後は常時録画する。

JR西日本のW7系車両では、3月15日から順次常時録画する車両の運用を始める。JR東日本のE7系でも3月23日から順次運用する。

両社とも、防犯カメラの画像を厳正に取り扱うとともに、防犯カメラ設置についてステッカーを掲出して利用者に周知するとしている。