笹団子と酒かすが仲間入り 上越土産にもおすすめの米粉クッキー

新潟県上越市の上越妙高駅内土産店「さくら百嘉店上越妙高駅店」で越後名物の笹団子と日本酒の酒かすを使った2種のクッキーが登場した。新型コロナウイルスの影響で帰省がはばかられる中、上越土産として発送もできることから、今後人気も出そうだ。

同店と上越市富岡の「パティスリー・リリ」とのコラボ商品として昨年冬に登場した米粉クッキー「春嘉秋冬(しゅんかしゅうとう)」の新味として誕生。かわいらしく手に取りやすいパッケージ、食べやすい大きさ、素材の風味と口当たりの滑らかさを楽しめることから、女性を中心に人気がある。生地には小麦粉と卵を使用せず、米粉と大豆を使用しているクッキーだ。

4個入り、8個入りもあり土産にもおすすめ
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今回登場した笹団子クッキーは生地にヨモギパウダーが練り込まれ、焼き上がってからあんこパウダーをまぶす。2種のパウダーが口の中で広がり、笹団子の風味がふわっと広がるのが特長だ。酒かすクッキーは地元酒蔵の酒かすを使用し、焼いた酒かすをクッキー生地に混ぜ込んだ。キャラメルのような食感となった酒かすがクッキーのアクセントとなっている。

新味として登場した酒かすクッキー(左)と笹団子クッキー
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上越商業サービス公社企画営業部の大原杏奈部長は「素材の味を楽しめる甘さ控え目のクッキー。飽きがこないようにこれからも素材を生かした新しい商品を販売し、ファンを増やしていきたい」と話している。

1ケース8枚入りで、399円。ギフト向けで4個入り1836円、8個入り3488円もある。価格は税込み。営業時間は午前8時から午後7時まで。8月21日以降は午後6時まで。商品は同市藤野新田の観光物産センターでも取り扱っている。

問い合わせは同店025−520−9758