風間直樹氏が衆院新潟6区にくら替え表明 今夏の参院選出馬せず

立憲民主党の風間直樹参院議員は2019年1月23日、今夏の参院選新潟選挙区(改選数1)には立候補せず、次期衆院選に新潟6区から立候補する考えを表明した。

風間直樹参院議員(写真は同氏のFacebookページから)
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風間氏は都内で記者会見した後、自身のホームページでも明らかにし「地元から『6区の代表として衆院選に立候補を』という声が多数寄せられ、特に前回の総選挙後、その声が大きくなりました。国民の声を代弁することは、国政の大切な機能であり、参議院議員の任期が終わることを契機に、25年間政治活動を行なってきた、生まれ故郷新潟6区での立候補を決意しました」などと報告した。

衆院新潟6区の現職は、自民党の高鳥修一氏で、野党は国民民主党の梅谷守氏が次期衆院選に向けて準備を進めている。風間氏のくら替え表明により、これまでの野党共闘の構図の中で、今後の調整が注目される。

参院選新潟選挙区は、自民党の塚田一郎氏と風間氏が現職だが、今夏の改選で定数が減り1人区になる。

風間氏は旧新井市(妙高市)出身。県議を経て2007年の参院選に民主党公認で出馬し比例区で初当選し、野田内閣で外務大臣政務官を務めた。2013年の参院選では新潟県選挙区から出馬し当選。2017年12月に立憲民主党に入党。