上越市で新たに3人感染 市社協関連は計6人に 陸自高田駐屯地でも

新潟県は2021年1月22日、上越市内で新たに3人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染が判明したのは、いずれも同市在住の70代無職女性と80代無職女性、10代男性公務員。市などによると、女性2人は同市社会福祉協議会板倉支所(板倉区宮島)に併設する福祉施設の利用者で、同支所の職員や利用者の感染者は計6人となった。また、10代の公務員は陸上自衛隊の高田駐屯地の隊員。

施設利用者の女性2人は、20日に感染が発表された同支所50代女性職員の濃厚接触者として20日に検体を採取し、21日に陽性が判明した。いずれも無症状で、入院中。

10代男性公務員は、19日に発熱、咽頭痛、倦怠感などがあり、20日に医療機関を受診し、21日に陽性が判明した。現在は無症状で、宿泊療養施設に入所した。

また市社協は22日、板倉支所の職員や施設利用者の感染が相次いでいることから、記者会見を開いた。既に同支所の全職員75人のPCR検査を20日までに完了し、現在は陽性者と接触のあった施設利用者の検査を進めているという。現在、同支所に併設する福祉施設では、デイサービスやショートステイは休止し、訪問介護はほかの支所の職員が行うなどの対応を取っている。

上越市社会福祉協議会が開いた記者会見
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