上越市の80代男性と50代社協職員の女性が感染

新潟県は2021年1月19日、上越市で新たに2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染が判明したのは、80代無職の男性と、50代団体職員の女性で、いずれも入院中。上越市社会福祉協議会は同日、この50代女性が、板倉支所(板倉区宮島)に勤務する職員だと発表した。

県によると、80代男性は11日にふらつき、12日に食欲減退、15日に発熱、18日に息苦しさがあり、医療機関を受診し、同日陽性が判明した。現在は発熱と呼吸困難感があり、中等症だという。

50代女性は16日に発熱、せき、鼻水、頭痛があり、18日に医療機関を受診し陽性が判明。現在は発熱とせきがあるという。上越市社会福祉協議会によると、女性は内勤の事務職で、板倉支所に勤務する濃厚接触者ら6人を自宅待機とし、検査を実施する。同支所は福祉施設を併設しており、女性の感染判明を受けて19日は施設を休業とし、支所内の消毒作業を実施した。

行動歴や濃厚接触者を県が調査中。