上越妙高駅西口の釜蓋遺跡公園で2017年8月3日から6日の4日間開かれるドイツビールと食の祭典「上越オクトーバーフェスト2017 in 蓮まつり」で、イベント開催10周年を記念した花火の打ち上げが最終日8月6日に計画されている。主催の上越青年会議所は、音楽と花火が競演する「ミュージック花火」を打ち上げようと、現在、クラウドファンディングで費用を募っている。
上越市高田ではかつて7月末の上越まつりで花火の打ち上げが行われていたが、協賛企業の減少などにより2005年の開催を最後に廃止された。同会議所では、夏の夜の醍醐味でもある打ち上げ花火を復活させ、10年目のイベントのフィナーレを盛大に飾ろうと、今回、特別に企画した。
花火は2部構成。第1部は事前に公募したメッセージとともに花火が上がる「メッセージ花火」で、費用は主催者で用意する。クラウドファンディングで募集しているのは、第2部のミュージック花火の費用60万円。東日本大震災復興のシンボルとして制作された曲「未来へつなぐメッセージ」に合わせ、夢や希望にあふれる未来をイメージした花火が上がる予定。
実行委員長の大滝邦洋さんは「地域の皆さんから少しづつ気持ちをいただき、新幹線駅前で花火を実現したい」と話している。
クラウドファンディングの期限は、6月23日午後11時まで。6月17日現在では55%に当たる33万5000円が集まっている。
クラウドファンディングは https://readyfor.jp/projects/joetsu-hanabi で。