上越市名立区の国道8号でトラックと正面衝突 41歳男性死亡 2人が重傷

(2016年6月6日追記)

 意識不明の重体だった糸魚川市藤崎の会社員竹田芳敬さん(41)は2016年6月6日午前0時26分、搬送先の病院で脳挫傷で死亡した。


 2016年6月5日午後3時50分頃、新潟県上越市名立区名立大町地内の国道8号線上で、糸魚川市藤崎の会社員竹田芳敬さん(41)が運転する普通乗用車と、富山県黒部市吉田の運送業内澤芳範さん(48)が運転する10トラックが正面衝突した。この事故で竹田さんが意識不明の重体となっているほか、同乗する竹田さんの家族も重傷を負った。

 上越警察署によると竹田さんは上越市方面から糸魚川市方面に向かって走行。内澤さんが運転する10tトラックと正面衝突した。普通乗用車には竹田さんのほか、竹田さんの妻、4歳と2歳の娘、義母が乗っていたが、義母は骨盤骨折、4歳の娘が手首を骨折する重傷を負っている。一方、内澤さんにけがはない模様。

 現場は片側一車線で、うみてらす名立から糸魚川市方面向かって約1kmのところ。ゆるいカーブがある。同日午後6時30分前まで全面通行止になった。

 事故原因は同署で調査中。

現場のおおよその場所