上越市長選: 新人中川陣営が総決起大会 約100人が参加

任期満了に伴う2017年10月22日の上越市長選に向けて新人で元市議の中川幹太氏(42)の後援会が10月7日、新潟県上越市春日山町3の春日謙信交流館で総決起大会を開いた。約100人が集まった。

集会は中川氏の住む桑取地区の桑谷里神楽伝承会による獅子舞で始まった=写真=

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続いて後援会長兼選対本部長の吉田侃氏(元中郷村長)が「この上越市に幹太さん以外に市長になる人材はいない。今の市長には何の政策もない。そういう市長に2期も任せてきたのだから代わってもらう」と話した。風間直樹参院議員が祝辞を寄せたほか、秋山三枝子県議、女性グループの代表が登壇して支援を呼び掛けた。

約100人が集まった DSC_6201

中川氏は「上越市では人口がどんどん減っている。現職の市長は安定感があるというが、経済が縮小する中での安定はチャレンジしないということで衰退する。業界と癒着した現職ではだめだ」と厳しく批判。通年観光や医療介護分野のベンチャー企業誘致などの政策に言及した上で「わたしが先頭に立って若者の先進的な行動を示していく」と決意を語った。

決意を語る中川氏 DSC_6239

中川氏と支持層が重なる梅谷守氏(43)が、リージョンプラザで衆院選に向けた総決起集会を1時間差で開いていたことから、参加者が100人程度にとどまったとみられる。

自身の集会を終えて駆けつけた梅谷氏は「私も中川さんも背水の陣を敷いたもの同士。力を合わせてがんばりましょう」と述べ、中川氏らとともにガンバローコールで気勢を上げた=写真=

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今回の市長選では、中川氏のほか、3選を目指す現職村山秀幸氏(68)、佐渡市在住の行政書士後藤浩昌氏(56)が立候補を表明している。また元市長の宮越馨氏(76)の名前も取りざたされている。

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