2018年5月4日午後4時22分頃、新潟県妙高市上中地内の長森橋上流、矢代川中州でタケノコ採りをしていた近所に住む無職、永井勝さん(72)が川の増水のため取り残されているのを、永井さんの妻が発見し119番通報した。永井さんは同日午後5時10分頃、駆けつけた消防署員から救助された。永井さんにけがはない。
妙高警察署によると永井さんは同日午前10時頃から1人で自宅付近の矢代川中州でタケノコ採りをしていた。午後2時頃に帰宅しようとしたところ、川が増水していて、岸に戻れなくなったという。
永井さんが帰宅しないことを心配した妻が、中州で手を振りながら救助を求めている永井さんを発見。消防に通報した。
同署によると、当時は降水で川が増水していたほか、水の流れが早かったという。消防署員3人がロープを使いながら川を渡るなどし、永井さんを背負って救助した。救助当時、川の水は消防隊員の腰よりもやや下まであったという。