児童数減少により2026年3月末で閉校する新潟県上越市の市立三郷小学校(佐藤吉弘校長、44人)で18日、最後の卒業式が開かれた。保護者や職員らに見守られ、卒業生14人が152年の歴史に幕を下ろす思い出の学び舎を巣立った。

同校は1873年(明治6年)に創立。児童数は1949年のピーク時には333人だったが近年は減少が続き、4月に南本町小学校に編入統合される。同校によると、これまでに約3万人の卒業生を送り出した。

式では中学校の制服に身を包んだ卒業生が一人一人、佐藤校長から卒業証書を受け取った。壇上で「仲間と協力することの大切さを学んだ」「人と関わることを大切にして自分を成長させたい」「自分の考えを堂々と話せるようになりたい」などと、学校生活の思い出や中学校での目標を語った。

佐藤校長は「三郷小学校最後の最高学年として、立場を自覚し、主体的に行動することで、力強く学校を引っ張ってくれた」とたたえ、「中学校でも自分自身を高めるため、たくさんの物、こと、人と関わり合いながら学びを積み重ねてほしい」と言葉を贈った。
25日には閉校記念事業実行委員会主催の「お別れ式」が開かれ、校内を巡るツアーなどが行われる。