高田本町商店街アイドル「がんぎっこ」が活動終了 最後のコンサートにファン150人

新潟県上越市の高田本町商店街PRアイドル「がんぎっこ」が2018年5月5日、同市本町4のイレブンプラザで最後のコンサートを開いた。2013年3月のデビュー以来、同商店街を盛り上げ続けたがんぎっこが、5年間の活動に終止符を打った。

最後のステージを開いたがんぎっこ
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9人のメンバーで活動を開始したがんぎっこは、毎週日曜に同プラザで定期コンサートを開くなどして、商店街の活性化に貢献してきた。一方で、進学などによりメンバーは徐々にその数を減らし、2017年4月には正式メンバーがあいみさんのみとなった。同年5月からは他のグループに所属するありささんとあみかさんの2人が「サポートメンバー」として活動に協力してきたが、今年1月に活動終了を発表した。

約150人のファンが詰め掛けた「ラストステージ」では、代表曲の「僕らの場所」や「手をつないで。」など31曲を披露。ファンらは曲に合わせてコールをしたりサイリウムを振ったりするなどして盛り上がり、会場は熱気に包まれた。

がんぎっこのラストステージ(6分54秒)

3時間以上にわたるステージを終え、あいみさんは「たくさんのファンの方と本町商店街の皆さんに支えてもらって、5年も活動することができた。(正式メンバーが1人になってからの)この1年間は、本当に奇跡で活動を続けられたんじゃないかと思う。がんぎっこのあいみを認めてくれた皆さんには本当に感謝している」と言葉を送った。

高田本町商店街からの感謝状や花束などを受け取るあいみさん
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月に1、2回、定期コンサートに駆け付けていた埼玉県の男性(39)は「がんぎっこが活動を終了するのは寂しい。がんぎっこを通じて商店街の人たちの温かさを知ることができた。今までありがとうございましたと伝えたい」。あいみさんに感謝状を手渡した本町3・4・5商店街振興組合連合会の黒川弘司代表理事は「商店街のために本当に頑張ってきてくれた。感謝の思いが尽きない」と話していた。

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