ヨーカドー直江津店めぐり思い交錯 「ついに来た」「買い物どこで」 閉店日は来年5月12日

新潟県上越市西本町3のイトーヨーカードー直江津店について2018年11月12日、閉店日は来年5月12日を予定していることが新たに分かった。閉店の一報を聞いた市民や商店街関係者などの間では「ついに来た」「直江津の核がなくなる」「どこで買い物をすればいいのか」など驚きや落胆の声が上がっている。SNSなどでもそれぞれの立場でさまざまな思いが交錯している。

「寂しい」「買い物どこへ」SNSにはコメント多数

上越タウンジャーナルが同店の閉店方針を2018年11月11日に報じた後、ツイッターやフェイスブックには多数のコメントが寄せられた。以下にいくつかを紹介する。

「直江津の顔」大切な施設 上越市コメント

閉店の方針は今月上旬、上越市にも伝えられている。上越市の市川均産業観光部長は「閉店の方針については聞いたが時期など詳細については聞いていない」とした上で、「地域住民の暮らしを支えていることはもちろん、“直江津の顔”としても大切な重要な施設。市としても今後の動きについて情報収集しながら、必要な対応をとっていきたい」と話した。

生き残りに向け一丸 商店街関係者

直江津商店連合会の渡辺俊智会長は「直江津の核がなくなってしまう。新水族博物館うみがたりが6月にオープンしてこれからというときなのに。市や商工会議所など関係者一丸となって直江津のまちの生き残りに向けてなんとかしたい」と話した。別の商店街関係者は「(撤退について)ずっと心配していたが、ついに来たという感じ。今後についてみんなで真剣に考えていかねば」と厳しい表情で話した。

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