昨年の上越市長選で落選した元市議の中川幹太氏(43)の激励会が2018年8月26日、上越市内のホテルで開かれた。中川氏は約100人の支援者らを前に「前向きに挑戦する上越市にしたい」と3年後の次期市長選に向けた意気込みを語った=写真=。
昨年10月の選挙は、現職の村山秀幸氏との一騎打ちとなり、中川氏は51,147票を獲得したものの、1,462票の僅差で村山氏に破れた。
激励会は中川氏の後援会が主催して開いた。冒頭、吉田侃後援会長が「何が何でも上越市を良くしなければならない。もう負けさせるわけにはいかない。その気持であと3年間お願いしたい」とあいさつ。風間直樹参議院議員(代理)、梅谷守国民民主党県連代表、秋山三枝子県議、滝沢一成市議らが登壇し、中川氏を激励した。
中川氏は昨年10月の落選について「企業や団体に依存せずやって、ここまで(票を)取れたが、一方で組織がなかった」と振り返った。新水族博物館うみがたりと直江津の活性化、通年観光の必要性、上越妙高駅前への医療・介護系ベンチャー企業の誘致などの持論を述べた。「今の上越市には未来への希望がない」などと語り「若者を引きつけ、前向きに挑戦する上越市を作っていきたい」と次期市長選への決意を語った。