赤倉観光リゾートスキー場で遭難の35歳男性スキーヤー死亡

新潟県妙高市田切の赤倉観光リゾートスキー場で前日から行方不明になっていた名古屋市千種区の大学院生、岡本宏樹さん(35)が2015年1月18日午後1時前、捜索隊によって発見された。新潟県防災ヘリが収容し、上越市内の病院に搬送したが、午後2時30分、死亡が確認された。

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妙高警察署によると、岡本さんが発見されたのは同スキー場のホテル第5高速クワッド降り場から約250m上方の東山東側斜面の沢。発見当時、岡本さんは雪に埋もれた状態で倒れており、スキーははいていなかったという。死因は窒息死。警察では現場の状況から、雪崩に巻き込まれたとみている。

18日は午前6時から警察、消防、妙高山域遭難対策連絡会で岡本さんの捜索をしていた。

岡本さんは17日昼ごろ、コースを外れて山頂からさらに先を目指し、スキーを担いで登っていったという。岡本さんと一緒にスキーに来ていた富山市の会社員女性(34)が夕方になっても岡本さんが戻ってこないことを心配し、同日午後6時ごろ同署に通報していた。

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