妙高市の粟立山で遭難ボーダー2人をヘリで救助 48歳男性死亡

新潟県妙高市西野谷の粟立山でスノーボードで滑走中、雪崩に巻き込まれて前日から行方が分からなくなっていた新潟県上越市の男性2人が、2015年1月18日午前11時過ぎ、捜索隊に発見され、午後1時前にヘリで救助され上越市内の病院に搬送された。このうち上越市東本町3の会社員、水野博さん(48)は意識不明の状態で搬送され、午後1時15分、病院で死亡が確認された。もう一人は上越市御殿山町の会社員、倉重嘉之さん(38)で、手足の先に軽度の凍傷がみられるものの命に別状はないという。

2人の救助にあたった長野県防災ヘリ(2015年1月18日午後1時半過ぎ)
粟立山捜索ヘリ2_12時36分_s

妙高警察署によると2人が発見された場所は標高約900mの場所で、車を駐車していた位置から直線でおよそ2.5kmの所。2人は17日午前11時前、スノーボードで滑走中に雪崩に巻き込まれた。倉重さんは自力で脱出し、自ら通報。水野さんは雪に埋もれており、倉繁さんが掘り起こしていたが、意識不明だった。

水野さんの死因は窒息死。

18日は警察と消防のほか、妙高山域遭難対策連絡会の地上捜索隊の計13人が午前7時から捜索をしていた。

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