中学生が考案した考案したどぶろくスイーツ12月6日発売開始

新潟県上越市立牧中学校(岩城淑樹校長)の3年生が考案したスイーツが2014年12月6日から、市内2か所で限定販売される。同区の特産品「どぶろく」を使用したスイーツで、マカロン「どぶロン~牧っこ三姉妹~」と焼き菓子「牧の四季」の2種類。生徒たちは「多くの人たちに食べてもらいたい」と完売を願っている。

どぶロン~牧っこ三姉妹~
どぶろんSmono

牧の四季
まきのしき (1)S

2種類のスイーツは同年11月8日に開かれた「どぶろくスイーツコンテスト」(牧商工会主催)で、9人の審査員から上位に選ばれたもの。生徒たちがグループに分かれてアイデアを出し合い、数回の試作を重ね、コンテストに臨んだという。

生徒たちのレシピはコンテスト審査員も務めた市内の菓子店「菓心亭かまだ」の鎌田英一さん(39)によって販売用に改良され、このほど完成。「どぶロン」は同校のゆるキャラ3体をイメージしたマカロンで、チョコ、マンゴー、ベリーの3個セット。「牧の四季」は牧の山の四季を表現したカップケーキで、いちご、抹茶、ココア、ホワイトチョコの4種セット。

鎌田さんによると、2種類のスイーツはどぶろくのアルコール分を飛ばし、生地に混ぜ込んであるため、子供でも食べることができるという。

販売は6日午前9時30分開始。同区落田の「割烹新柳」、鴨島1の「菓心亭かまだ子安店」の2店舗のみで取り扱う。各スイーツとも両店合わせて100セット限定。「どぶロンは3個入り430円、「牧の四季」は4個入り520円。問い合わせは割烹新柳025-533-5024、菓心亭かまだ子安店025-521-5322。