上越警察署は2026年3月10日、新潟県上越市の80代女性が特殊詐欺(オレオレ詐欺)被害に遭い、現金100万円をだまし取られたと発表した。女性は被害届を提出した。
発表などによると今年2月18日午前、女性宅の固定電話に「もしもし、俺だけど」と男から電話があった。女性は孫だと思い、名前を言うと男は孫の名前を名乗り、「会社のお金や書類が入ったかばんをなくした。100万くらい出せないか」と言われた。女性が現金を用意すると、孫を名乗る男から、「上司の弟が家の近くにいるので、外に出て渡してあげて」と電話で伝えられた。女性は同日昼頃、自宅の玄関前に立っていた男に現金100万円が入った紙袋を手渡したところ、だまし取られたという。
その後、帰宅した女性の家族が固定電話に残っていた不審な番号に気づき、孫に連絡したところ、詐欺被害に遭ったと判明した。
同署によると、息子や孫などを装い、「もしもし、俺だけど」などと電話をかけて現金をだまし取る、典型的ないわゆる「オレオレ詐欺」の手口が最近県内でも増加しているという。同署では「電話でお金の話が出たら一旦電話を切り、すぐに家族に相談して。知らない電話番号からかかってきた電話にはすぐに出ず、留守番電話のメッセージ機能を活用して相手や要件を確認して」と呼び掛けている。