県議選上越市区に秋山三枝子氏が出馬表明 民主梅谷氏の後継

新潟県上越市のNPO法人元理事長、秋山三枝子氏(63)が2014年11月1日、同市内で記者会見を開き、来春の新潟県議選上越市選挙区(定数5)への立候補を表明した。無所属で、民主党の推薦を受けている。

民主現職の梅谷守氏(40)が次期衆院選新潟6区に立候補するため来春の県議選に出馬しないことから、その後継として梅谷氏から要請された。秋山氏は民主党の推薦を得たほか、連合新潟にも推薦を申請している。

現職の梅谷氏とともに会見した秋山氏(右)
akiyama

秋山氏は妙高市出身で上越市大和4在住。高田北城高校卒業後、銀行員などを経て1998年の「くびき野NPOサポートセンター」設立から関わり、2009年から先月まで理事長を務めた。

会見には梅谷氏も同席した。秋山氏は、現職5人の全員が男性であることから「一人ぐらい女性がいてもいい。私の経験を通して女性がもっと気軽に政治に参画できる道付けをしたい」と述べた。また「県議会の改められない悪い習わしを打破するとともに、もたれ合いではなく支え合える社会を目指したい」、「30年の市民活動で培ったことを違う立場で発揮したい」と意気込みを語った。

上越市選挙区では、自民現職の小林林一氏(70)、矢野学氏(74)、楡井辰雄氏(62)、社民現職の小山芳元氏(66)、共産新人の橋爪法一氏(64)が出馬を表明している。