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“聖地巡礼”のファンで高田世界館が満席 「この世界の片隅に」の片渕監督がトークショー

2年前

数々の映画賞を獲得したアニメ「この世界の片隅に」の片渕須直監督が2017年3月25日、新潟県上越市本町6の高田世界館に来場し、トークショーとサイン会を開いた。全国から熱心なファンが詰めかけ、同館が新作映画の上映を始めた2004年以降、過去最高の200人の観客で席が埋まった。

トークショーで映画について話す片渕監督
監督1S

「この世界の片隅に」は第二次世界大戦中の広島県呉市を舞台に、前向きさを失わず、自然体で生きた主人公「すず」とその家族を描いたアニメ映画。高田世界館では昨年12月末に封切り、いったん上映を終了したが、ファンからの要望が強く、2月18日から再上映している。映画の時代背景にふさわしいレトロな映画館でこの映画を見る“聖地巡礼”のファンが多く、全国から訪れている。

ステージに立った片渕監督は「この劇場にやっと来ることができた。母方の祖父が映画館を経営していて、こういう映画館が懐かしい」、「この映画を作ることで、知らなかった昭和19年や20年とのつながりや、呉や広島との縁ができ、いろいろな世界が開けた」などと、約15分にわたって述べた。

終了後にはロビーでサイン会を開き、ファンと言葉を交わした。全国30館を巡り、この日で通算44回目の鑑賞だという東京都の犬塚修さん(47)は「この映画のおかげで、歴史のある映画館との出会いがあった。特に高田世界館は映画との親和性が高い。映画は何回見ても最初の感動が色あせず、また新たな発見がある」と話していた。

ファンのサインに応じる片渕監督
監督サイン

ロビーのポスターにサイン
ポスターにサイン

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