2025年1月に米アリゾナ州のレモン山天文台の観測で発見された新彗星「レモン彗星」が地球に近づいている。10月21日前後に最接近すると予想されており、天文ファンの期待が高まる。9月28日には新潟県上越市板倉区の会社員でアマチュアカメラマンの山田秀一さん(51)が一足早くカメラに収めた。


レモン彗星は、最接近する10月21日頃には3〜4等級の明るさになる見込みで、新月の時期となるため観測しやすく、暗い空で条件が良ければ肉眼でも見られると予想されている。10月中旬までは未明から明け方の北東の方角に、16日頃からは夕方から宵にかけての西の方角にも見えるようになるという。
撮影に成功した山田さんは、前日の27日に同市の金谷山の駐車場からレモン彗星と市街地の夜景を撮影しようとしたが、雲に阻まれ断念。翌28日に清里区今曽根で再挑戦し、午前3時30分頃、北東の空のやまねこ座付近に、緑色に光りながらかすかに尾を引くレモン彗星を捉えた。
山田さんは「前日に撮影できなかったので、『やったー!』という思いだった。暗いニュースもある中、上を向いていればきっといいことがあると感じた」と話した。最接近まで撮影を続けていくという。
上越清里星のふるさと館で観望会
レモン彗星の最接近に合わせ、同市清里区青柳の「上越清里星のふるさと館」は、10月20日から27日まで「レモン彗星を見る会」を開催する。毎日午後6時から同7時20分まで、晴れていれば観望会を行う。実施の有無は午後3時に決定するため、電話(025-528-7227)で確認する。入館料(大人460円、小中学生310円)が必要。