新潟県上越市は2025年10月1日、今夏の渇水で地下水を浄水場に引き込む配管工事などを受注し24時間態勢で工事に当たった上越市管工事業協同組合(嶋津茂晴理事長)に対し、感謝状を贈った。中川幹太市長は「断水という最悪の事態を回避できたのは皆さんのおかげ」と感謝の意を示した。

4月に発生した県営高田発電所の水管破断事故と記録的な少雨による今夏の渇水では、水道水確保のため、7月下旬から急きょ、6か所の消雪用井戸から城山浄水場と正善寺浄水場まで、配水管をつなぐ工事が行われた。延長はのべ約12kmに及んだ。

同管工事業組合の組合員社のうち、のべ14社が施工を担当し、7月29日から最長で8月12日までの15日間、24時間態勢で当たった。市ガス水道局は、今回の渇水対応で総額約13億円を計上し、大半は消雪用井戸からの配管工事の費用となった。

感謝状を受け取った山岸匡之副理事長(北陸工業社長)は「組合を挙げて貢献でき、大変誇りに思う。7月の後半から8月のお盆前までの暑い時期だったが、熱中症の対策もしっかりと行って完工し、断水回避ができてうれしく思っている」と話した。
配水管の撤去作業は11月から行われる。