山ろく線今秋全線開通 上越市上中田に商業施設続々オープンへ

上信越自動車道上越高田インターチェンジ近くの新潟県上越市上中田の「上中田北部土地区画整理事業」区域内で商業施設などの出店が続々と決まっている。事業区域内を貫く山ろく線が2014年11月までに開通する予定で、既に出店が明らかになっているスーパーのナルスとホームセンターのコメリは、山ろく線開通に合わせて10月中・下旬頃にオープンする。また靴店やドラッグストアなど複数の店が同時期に開店する。

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県によると、秋に開通する山麓線は中田原─稲荷間約2.7km。中田原南交差点から妙高市まで一気につながり全線開通となる。

同事業の計画地は中田原南交差点の南側。計画地周辺には大きな商業施設がなく、地権者や地元の住民は15年ほど前から誘致を目指してきた。

2012年には地権者でつくる上中田北部土地区画整理組合がナルスとコメリそれぞれと個別に土地の売買契約を結んだ。ナルス、コメリは山麓線を挟んで西側に建設される。

関係者によると、ナルスの店舗面積は約4800平方m。駐車場は224台収容で、敷地内にはドラッグストアのドラッグトップス、100円均一の店のなんじゃ村、靴店の靴のベルが出店する。このほかにも飲食店や物販関係の数店が出店する方向としている。

またコメリの店舗面積は約8700平方m。駐車場は220台収容としている。

いずれも10月中・下旬頃にオープンする予定で建設を進めている。山ろく線を挟んで東側について同組合は、商業施設の誘致を進めているとしている。