上越市の村山秀幸市長 任期最後の市議会で1期目を総括

新潟県上越市の村山秀幸市長は2013年9月24日、市議会本会議で1期目の任期の総括や公約の達成度、重点課題について語った=写真=。来月に行われる市長選を前に1期目の任期中最後の市議会定例会で、本城文夫議員(市民クラブ)の一般質問に答えた。

 

 

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村山市長は2009年に54の公約を掲げて初当選した。この公約を市の事業ベースで76事業に整理した中で73事業については「概ね達成できた」と語った。

達成できなかったのは、(1)通園バスの利用者負担の無料化(2)高田市街地への流雪溝整備(3)厚生産業会館の建設――の3事業。通園バスについては、保育料引き下げにより保護者全体の負担を軽減する方向で公約を見直した。流雪溝については、儀明川ダムが任期中にできないため実行不可能。(仮称)厚生産業会館の建設については「基本構想の策定のスケジュールを丁寧に進めた」(村山市長)ため任期内の建設はできないが、2015度着工の予定で計画が進んでいる。

財政については、合併特例が切れる2015年度から国からの普通交付税配分額が段階的に縮小されていき、2018年度以降の予算編成が困難だという見通しを示した。財政健全化を「最重要課題」と位置づけ「歳出の構造改革を中心とした取り組みを行っていく」と意欲を語った。

土地開発公社の精算や事務事業の総ざらいなどこれまでの取り組みについて「財政計画により行財政基盤の確立に向けた課題を提示できたに過ぎない」として、「次のステップでは課題の解決に向けて、市民の理解や協力を得て共に行動を移していきたい」と述べた。

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