岩の原葡萄園の5製品が国産ワインコンクールで銀賞、銅賞

今年の国産ワインコンクール(同実行委員会主催)で、新潟県上越市北方の岩の原葡萄園(坂田敏社長)で製造する岩の原ワイン5製品が入賞した。国内改良等品種の赤ワイン部門で3製品が銀賞に輝き、同品種の白ワイン部門と、ロゼワイン部門でそれぞれ1製品が銅賞を受賞した。2013年8月7日に記者会見した坂田社長は「積み重ねたものを評価していただいた」と話している。

入賞した5製品
わいん

同コンクールは国産ワインの品質と認知度の向上が目的で、国内で行われるワインコンクールでは最高峰。日本ワイナリー協会などで構成する実行委員会が2003年から開いている。

11回目の今年は13部門に全国から計762点が出品された。国内外のワイン関係者やジャーナリスト計25人が7月30、31日の2日間、13部門で審査し金、銀、銅、奨励賞を決めた。岩の原ワインからは出品した8製品のうち、国内改良等品種の赤ワイン部門で「ヘリテイジ2011 赤」、「ブラック・クイーン2011 赤」、「深雪花 赤」が銀賞に輝いた。また同品種の白ワイン部門で「レッド・ミルレンニューム2012 白」が銅賞、ロゼワイン部門で「深雪花 ロゼ」も銅賞を受賞。同社製品の受賞は8年連続となった。

昨年のコンクールでは「レッド・ミルレンニューム2011 白」が国内改良等品種の白ワイン部門で金賞と、部門最高賞に輝いた。坂田社長は「昨年に続く金賞にはならなかったが、積み重ねたものを評価していただいた。これからも精進を重ねて金賞を目指したい」と話している。

5種類の入賞ワインのうち、「深雪花 赤」と「深雪花 ロゼ」は既に販売している。残り3製品は9月下旬の販売を予定している。

県内では、胎内市のワイナリーの製品が金賞を受賞。坂田社長は「岩の原葡萄園を含め、新潟のワインを全国にもっと知ってもらえるように取り組みたい」と話した。

↓国産ワインコンクール2013のホームページ
http://www.pref.yamanashi.jp/jwine/2013fol/13prize.html
↓岩の原葡萄園のホームページ
http://www.iwanohara.sgn.ne.jp/