初めてのネット選挙となった今回(2013年7月21日投票)の参院選。新潟選挙区(改選数2)には8人が立候補している。フェイスブックやホームページ上では各候補の様子や訴えが毎日更新され、以前と比べれば格段に便利に情報も多くなった。しかし8人もいるとそのすべてのページを毎日見に行くのはとても大変。各候補の情報を効率良くまとめて見る方法を考えてみた。
8陣営すべてがホームページは開設している。このうち安久美与子さん(無所属・新)以外の7人がフェイスブックを活用しており、ツイッターも活用しているのが5人。
各候補とも翌日の街宣日程や応援弁士の予定などを日々更新している。
8人のネット活用状況は過去記事「参院選新潟選挙区に8人立候補 各候補のネット対応状況を紹介」(2013年7月4日)を参照。
◇HP◇
候補の情報をまとめて見る方法としてまずは、全員が開設しているホームページだが、更新を知らせるRSSフィードが出ていないものが多く、全部を巡回するしかない。これでは時間もかかって不便だ。(RSSとは)
◇Blog◇
次にブログ。ブログは基本的にRSSフィードが出ているのでこれを購読しておけば、更新順に各候補の情報が一覧できる。渡辺英明さん(社民・新)と安久美与子さん(無所属・新)以外の6人のサイトにはRSSフィードが出ているのでこれを一つのフィードにまとめた。
↓渡辺さん、安久さん以外の6人のブログのRSSを一つにまとめたRSS フィード(http://www.chimpfeedr.com/を活用)
http://www.rssmix.com/u/3773970/rss.xml
これをブログパーツにする(http://feed.mikle.com/を活用)とこんな風に表示される。ブログパーツはいろいろとあるので好きなものを使うといい(ここをクリックすると別ウインドウでいくつか表示されます)。
◇FaceBook◇次にフェイスブック。8人中7人が利用していて、情報もリアルタイムで使い勝手はいい。ただ直接知らない候補者に「友達リクエスト」を申請して友達になるというのはちょっと気が引ける人も多いと思う。
「友達リクエスト」を申請して友達にならなくても、トップページにある「フォロー」(少し前までは「フィード購読」という名前だった)というボタンを押せば、その候補の投稿が自分のニュースフィードに流れてくるようになる=写真の赤丸の部分=。
ただ風間直樹さん(民主・現)は、個人アカウントとは別のフェイスブックページとなっており、「フォロー」ではなく「いいね!」ボタンを押すことになる=写真の赤丸の部分=。
また、渡辺英明さん(社民・新)はなぜかフォロー可能な設定にしていないため、「友達リクエスト」するしかない(不便なので、上越タウンジャーナルでは公示直後に2度、この件について電話とメッセージで渡辺陣営に指摘したが改善されていない)。
結局、新潟選挙区の8人について、一つのネットのサービスで全員の情報をまとめて見ることは今のところ困難だが、組み合せて使えば、少しは便利に情報が得られる。
◇各候補のネット利用状況は次の記事参照。
「参院選新潟選挙区に8人立候補 各候補のネット対応状況を紹介」(2013年7月4日)